レビュー3日目。今日は三菱鉛筆のパワータンク。

油性でノック式。量産型ボールペンの王道と言うべき仕様。

そして再三触れているが、値段が195円と今回のメンバー中最高値。これは重要だ。

他の類似品より値段が高ければ、それに見合った性能を見せて貰わないと。

そうでないとこのボールペンの商品価値が疑われる。

POWER TANK

特徴おさらい

では例によってパッケージ記載の特徴をおさらい。

●速書きに強い
●上向き筆記も大丈夫
●濡れた紙でも大丈夫
●氷点下(約-20度でも書ける
●なんと無重力でも筆記可能

・・・まあ、最後の「無重力でも筆記可能」は、正直特徴と言えるのか疑問。

大体、それを試したくても試しようがないし、それに試して実際その通りだったとして、だから何だって話。

正直こういう、一般的な使用者にメリットのない特徴を書くのはどうかと思う。

 

で、さらにもう1つ、

●スパイクボール搭載

とある。

スパイクボールとは何か。

パッケージの裏にその説明書きがあった。

 

【スパイクボール】
ミクロの突起がインクを掻き出し、紙をがっちりグリップ。ツルツルの紙でも、ボールが滑らず復帰できます。

 

成る程。濡れた紙だとボールペンで上手く書けないのは、ボールが濡れた紙の上を滑って空回りするからだったのか。

その点このパワータンクは、ボールにスパイク状の突起があるから、悪環境でも気にせず書けると。

 

しかしそうなると気になる事が一つ。

スパイク状の突起は、昨日までレビューしたサラサやビクーニャのような、「気持ちよく書ける」という長所を失う事にはならないだろうか。

もしかしたらこのボールペンが目指す方向性は、上の2本と全く異なるのかも知れない。

 

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実際に使ってみる

パッケージ開封。

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高級感はさほど、というか殆ど感じない。

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しかしグリップは太い。先にレビューした2本より、明らかに太い。

やはりタフなボールペンにはこれぐらいのグリップの太さが必要なのか?

但し、ごつい見た目とは裏腹に、その重量は軽い。

サラサやビクーニャより軽い。

タフさを売りにするのなら、もう少し重さがあっても寧ろいいと思うが(別にタフさが特徴とはどこにも書いてないが)

試し書き

では試し書きタイム。

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ははー。

もうね、想像通りの書き味。

 

このボールペンで筆記するにはかなりの筆圧が必要。

 

ただ、グリップが太くしっかりしているので、思った程には疲れない。

勿論、まだ数分しか書いてないわけではあるが。

 

あと、文字の黒色がちょっと薄いなぁ。

もう少し濃い黒でもいいと思うんだが。

思った程には疲れないとさっき書いたけど、これで1時間とか書いたらさすがに手に疲れがきそう。

 

ただ、こうやって改めて高い筆圧が必要なボールペンを触るとはっきり感じる事は、

 

高い筆圧が必要なペンだと、人はいつも以上にしっかりとした字を書こうとするものだという事。

 

これは車の運転と似ているのかも知れない。

楽なオートマだとダラダラ運転してしまいがちだけど、これがマニュアル車だとピリッと気合いが入って「しっかり運転しなきゃ」みたいな気持ちになる。

つまり、あまり書くのが楽なボールペンもどうなのかと。

しっかりと握れるグリップと、途切れないインクであれば、それはいいボールペンなんじゃないのかと。

 

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耐水性テスト

最後に、このボールペンの売りでもある、「濡れた紙でも書ける」を試したいと思う。

まず、濡れた紙を用意。霧吹きで紙を濡らす。

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で、書く。

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掠れは、無いわけではない。が、若干だ。

滲みはまず無いと言ってもいい。

ちなみに、↓がサラサで同様に濡れた紙に書いた場合の画像。

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こちらも水性にしてはそんなに滲みはない、が掠れはある。

こうして拡大して改めて比べてみると、随分文字の印象そのものが違うなと。

これが客先に提出する文章だった場合、ボールペン一つで相手に与える印象すら違ってくるのだろうと。

 

勿論今日一日のレビューで終わらせるつもりはない。

また日々ボールペンを使い込んで、是非感想や新たな発見等を随時追記していきたいと思う。