1週間ボールペン比較 まとめ

1週間に渡ってレビューしてきたボールペン比較をまとめてみる。

1.サラサ

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sarasa

気持ち良さは、ある。

しかし、字は筆ペンのよう。他のボールペンと書き比べて見ると、同じ0.7径でも文字の太さも気になる。

サラサラ滑り過ぎて漢字の止め、跳ねがしっかりできない。

1本持っててもいいが、メインでは使えない。

後、公文書にもちょっとどうかと。文字が滲んでしまいがちなので、楷書には向かない。

まあ、こんな点か。

 

2.ビクーニャ

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vucuna

見た目はかっこいい。

書きやすさ、気持ち良さはある。しかも文字はそれなりに細く、しっかり止め跳ねもできる。

よって楷書向き。公文書もOKか。

しかし滑り過ぎ。気持ちいいが思わずダラダラ書いてしまう程の下品な滑りはやや問題だ。

文字そのものの質が落ちる気がする。

個人的に亜流ジェットストリームという印象。

100円とジェットストリーム(150円)より安いので、こっちを買うのも一つの手か。

個人的に満足度はさほど高くはない。

 

3.パワータンク

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powertank

まず、定価200円という、ビクーニャの倍の値段がマイナス。

グリップは太く、書き心地は良い。

しかし筆記には高い筆圧が必要で、それなりに慣れが必要。

だがその高い筆圧は、字の仕上がりの綺麗さに繋がる(と個人的には思う)

しっかり握ってしっかり書こうという気にさせるボールペン。

耐水性は高い。剛性もある。

明らかに主流のボールペンとは違う方向を目指している。

 

4.スーパーイージー

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eazy

これまた滑るボールペン。

インクの出は0.5径と細いながらも安定。

だがこれも最近の滑るボールペンの例に洩れず、やややり過ぎ感がある。

ペン先の見た目はかっこいい。

ボディはやや細め。

水に濡れるとインクが滲む。

公文書にはどうか。個人的には字が暴走しそうでちょっと怖い。

 

5.ジュース

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juce

ゲルインキ(水性+油性の新インク)使用

書き味は1のサラサと酷似。

ボディがやや安っちい。ノックのクリック感もチープ感が否めない。

水性にありがちな筆ペンのような書き味。

書き味は滑らか。

文字はやや滲む。0.7径ボールにしては太い文字。

耐水性がある(ボールペンレビュー⑤参照)

↑のため、ボールペンとしての総合点は高い。

 

6.ジェットストリーム

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jet

ビクーニャ、スーパーイージーの系統。

気持ち良さでは上の2つにやや劣る。

だが走り書きではなく、しっかりした文字をしっかり書くという意味では、こちらの方が総合的に上。

ボールそのもののグリップ力の違いと思う。

ちなみに、ボールペンの名前を明かさないで書き比べを人に依頼すると、大抵の人がこのジェットストリームが一番書きやすいと答える。

単に気持ち良いかと、書きやすいは別の次元という事。

7.フリクション

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frixion

消せるボールペン。

メーカーの売りも「消せる」に重点を置いている。

文字は黒にしてはややグレー気味。薄め。

書くには高い筆圧が必要。

仕上がり文字はくっきり。薄めの色さえ気にならなければ。

文字はとても綺麗。

ボールペンというよりは鉛筆のHで書いたという感じ。

個人的にはこの、フリクションがNo1の文字の綺麗さ。

 

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まとめ

どうも自分の求めているボールペンは、フリクションなんだとはっきり分かった。

筆圧:高め

文字:くっきり細め

ボディ:高級感あり

文字:カチカチした、なんとも締りのある文字。筆圧高目でしっかり力を入れて書けたせいだろう。

 

こんな所で今回のレビュー終了。