最近のインターネット広告ってのはよく出来てるもんで、
一度ある商品で検索すると、その後どのページに行ってもその関係の広告が追いかけてくる。
例えばカメラのレンズで検索すると、色んなページの色んな所で、
「あんさんあんさん、こんなレンズもありまっせ~」
みたいな感じでひたすらレンズを薦めてくる。
ありがたいんだかうっとうしいんだかはともかく、自分の興味のある物を常に見せられ続けると、ついついクリックして見てしまうのが悲しい人間の性。
こういう、自分の趣味、嗜好を記憶してくれるサイトが増えたお陰で、いちいち自分の欲しいものを検索しなくても勝手に自分色の買い物が出来るようになった。
とあるお買い物サイトなんか訪問するといきなり、
「あなたが今欲しいものは、ズバリこれでしょう!」
みたいな感じでどーんと自分の趣味にどストライクの商品をいきなり表示してくるから参る。今日も誘惑に負けてしまいそう。
しかしいい事ばかりではない。逆にこのシステムのせいでとんでもない辱めを受けた事がある。
ネットで買い物してるとごくたまーに、ちょっとエロい商品を検索してしまう事がある。
すると次の訪問時には
「いらっしゃいませエロい人」
と言わんばかりに、お勧め商品が見事にエロい商品で埋め尽くされてしまっている。
それはないよね! いくらなんでも。
確かに俺はエロくないなんて言うつもりはない。
しかしいつもいつもエロい買い物してるわけじゃないし、どっちかって言えば真面目な本とかDVD買う事の方が多いくらいだ。
なのにたった一、二回エロい商品検索したくらいでずっとエロい人みたいな扱いされるのは、矢沢じゃないけどフェアじゃないよね。
仕方ないからサイトのその忌まわしい記憶を消してやろうと思って必死に聖書とか嵐が丘とか検索してやったけど、なかなか消えないでやんの←ちっちゃい男だな
そう言えば会社の事務所の壁に、
「信頼を得るには長い年月がかかるが、信頼を失うのは一瞬である」
って張り紙が貼ってあるが、そういう事なのかも知れない。
…別にそこまで信頼失うような悪いことしてるつもりはないが!
皆さんもくれぐれもお買い物サイトでの行動にはくれぐれも気をつけましょう。