Google「東尋坊」「雄島」で検索すると、とても気になる、あるワードが引っ掛かってくる。

それは 心霊 ってやつ。

 

そんなことも知らないで東尋坊来たのか?とか言われそうだが、実際、全く知りませんでした。はい。

寧ろ知らない方が良かったなと。

そりゃあ勿論、この位のことなら知ってたけどね。DSC01785

知るきっかけになったのは、東尋坊へ行って、ふと向こうを見た時のこの風景。DSC01709

あの、オシャレな赤い橋が掛ってるあの島は何だろう

へえー、雄島って言うのか。

自分が今居る東尋坊からは結構離れてるけど、ちょっと行ってみようかな。

そう思い、行き先なんかをスマホで調べてみると・・・

 

・・・マジか!

 

何でも、過去に東尋坊で身投げした人の遺体が次々雄島へ流れ着き、そのせいか雄島はただならぬ数の霊が漂っているんだとか。

 

おぃおぃ・・・だったら何であんな綺麗で赤い橋なんか作っちゃったわけ?
妙に観光ライクさを感じるんだけど、気のせい?
ってかそもそも、そんな所を観光地にしてしまって、いいのか?福井県。

というわけで雄島散策は今回パス。
そういうのは個人的にムリなんで!
もう、霊とか肝試しとか、そういうのはホントムリ!

 

そもそもさ、東尋坊にしてもそうなんだけど、DSC01730

柵とか、付けないんだね・・・
これ、普通にみんな楽しそうにお散歩するみたいにして歩いてるけど、はっきり言って、一歩足踏み損ねたら、

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こんな感じで、普通に落ちて死ぬからね!

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まあでもだからってここいら一帯を「危険!」とか書かれた看板とか柵まみれにされたらそれはそれで何か萎えるという話。
ここは自己責任で行きたい所まで行ってね、って事なんだろう。
何とも最近の過保護な日本じゃあまり見かけなくなった、放任主義的なシステムだ。

お陰で遊覧船に乗らなくても、頑張れば結構すごい写真が撮れちゃう。DSC01733

 

ただね、ちょっと不満が無いわけじゃない。
それは、東尋坊の土産物とタワーについて。

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まず東尋坊タワーから。
ご覧のように、タワーは相当古い建造物
入ると受付があって、500円を払うと奥のエレベータに乗って展望台まで行ける。

が、展望台て言っても、昭和の時代の100円入れて見る望遠鏡と自販機、ソファ。あるのはそれだけ。

 

もうちょっと何か無いのかなと。

 

いいんだよ。別に、景色を見るために金を払うってシステムの展望台は日本各所にあるし、そのシステム自体に不満があるわけじゃない。

でも、実際もう建物もエレベーターもガタが来て、言い方悪いけどもうボロボロな訳じゃない?

そこにちょっとした、展望台でしか買えない限定グッズを置いて売ってるとか、記念パンフレットを置くとか、建物の出来た歴史年表みたいなの貼るとか、何か展望台まで来た人に景色以外の思い出を、という発想があってもいいかなと。
建物が古いからこそ尚更、ね。

何だかんだで観光客っていうのは、思い出を作りに来てるわけで、そういう所でもうちょっとスタッフが色々考えてくれるともっと人は来るんじゃないのかと思った。

 

それは土産物にも同じ事が言えて、言っちゃ悪いけど東尋坊の土産は全体的に昭和の雰囲気が強い。菓子一つ取っても、今時のお菓子じゃなく、サブレとかクッキーとか、ありきたりなのが多くて、言い方は悪いけど「古臭い」

自分はこういう古臭い、昭和チックな物とか雰囲気は嫌いじゃないけど、今時の若い女の子なんかはどうなのかな? ちょっと土産物選びに頭抱えてしまうんじゃないのかな?

後、駐車場について。
今回自分は「夕なぎ」の無料駐車場を使った。
ここは基本的に駐車料金無料。でもなるべくうちのお店でお土産とか買ってってね!というスタンス。ええ、勿論ちゃんとここでお土産買いましたとも。
因みにすぐ近くの東尋坊タワーの駐車場は500円取られる。
この辺も知らないで行くと結構痛い出費になっちゃうかも。

因みに、夕なぎ以外にも食事ができたりお土産が買えたりするお店は奥へ行くと沢山あるので、焦らず他をじっくり見てから選んだ方がいいかなと。

 

ただ、全体的にどのお土産屋さんの人も感じのいい人達で、居心地としては悪くないし、寧ろ気に行った位。

こういう所って個人的には大好きなんだ。

だからこそ、もうちょっと観光客の心を掴む、地元ならではの何かが欲しかったなと。

そんな事を思ってしまった。